技術という共通言語で
あらゆる業界の裏側を支える
ドメインを跨ぐたびに技術は深まる。SESを「未知へのアクセス権」に変え、世界を広げるエンジニアの醍醐味
エンジニアという職種が持つ真の強みは、その「汎用性」にあるのかもしれません。一つの言語、一つの技術を携えていれば、ドメインの壁を超えて、あらゆるビジネスに触れることができます。
今回お話を伺ったMさんは、現在バックエンドのエンジニアとして活躍する人物です。「エンジニアになれば、多様な業界にも関わることができる。」そう語る彼が、SESという環境をフルに活用し、いかにして技術を深めてきたのか。
技術という共通言語であらゆる業界の裏側に関わるエンジニアという仕事の奥深さ、クラウドワークスコンサルティングで描けるキャリア、そして将来の展望について伺いました。
大学卒業後、新卒で大手アパレル企業に入社し、都心の旗艦店で5年間販売員として勤務。その後、IT業界へ転身し、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせ、さらなる成長を求めて株式会社CLOCK・IT(現クラウドワークスコンサルティング)に転職。現在は大規模案件のバックエンド開発を主軸に、PHPやTypeScriptなど多岐にわたる技術スタックを駆使して現場をリードしている。趣味は音楽活動。
IT技術は、どんな世界も覗きに行ける魔法の切符──未経験で飛び込んだエンジニアの世界
──まずは、大学で学ばれたことや、これまでのキャリアについて伺えますか?
大学時代は、英語の教員免許を取得するための課程を受けていました。卒業後は「服が好き」という想いから、アパレル企業に就職し、販売員として銀座や新宿の店舗で約5年間働きました。都心の店舗だったので、外国籍のお客様が非常に多く、教員課程で磨いた語学力を活かせる機会がありましたね。
──なぜそこからIT業界への転身を考えられたのでしょうか。
アパレルでの仕事は充実していましたが、ふと「この先のキャリア」を考えるようになりました。大企業だったのでポストが固定化されており、現状を打破したいという想いが強くなったんです。
ちょうどその頃、周囲にエンジニアとして活躍する友人が多く、仕事について聞く機会が増えていきました。話を聞くうちに感じたのは、エンジニアは技術さえあればあらゆる業界にアクセスできる職種だということ。そんな働き方にワクワクを覚えたのが、ジョブチェンジの理由です。
──最初にエンジニアになられたIT企業では、どのような言語や技術スタックを使用していたのでしょうか。
主にPHPと、そのフレームワークであるLaravelを使用していました。フロントエンドに関してはJavaScriptを使用しており、案件の特性に応じてフロントからバックエンドまで担当するフルスタックな立ち回りを求められる場面が多かったです。データベースの設計からAPIの実装まで、Web開発に必要な一通りのレイヤーを経験できたことは、その後のキャリアにおいて大きな強みとなりました。
──どのようなプロジェクトに参画されていたのでしょうか?
飲食店の予約システム開発からスタートし、その後はコロナワクチンの受付管理システムという公共性の高い案件にも携わりました。さらに製造業向けの異常検知データの可視化アプリや、不動産業界のBtoB向け賃貸管理システム構築などを経験しています。
ドメインが変わるたびに専門用語や慣習を学ぶ必要はあったものの、それこそがエンジニアを志した理由の一つです。異なる業界の裏側に触れられる体験は、大きな刺激になりました。
「ここなら、頑張った分だけ景色が変わる」透明性の高い評価制度が、歩みを加速させる原動力に
──その後、クラウドワークスコンサルティングの前身であるCLOCK・ITへ転職された経緯をお聞かせください。
横の繋がりも強く、居心地は良かったのですが、未経験からスタートしたこともあって給与面でのキャリアアップに限界を感じ始めたことがきっかけです。将来のライフプランも見据えたときに、適正な評価と待遇が得られる環境を探し始めました。
その中で出会ったのが、当時CLOCK・ITという社名だった現在の職場です。代表と話しした際に、とてもロジカルな思考を持った方だと感じ、給与体系の透明性も高く、ここなら頑張った分だけ正当にステップアップしていけるという確信が持てたことが、入社の決め手になりました。
──使用しているメインの言語や技術について教えてください。
現在もPHPとLaravelを主軸にしていますが、最近ではTypeScriptやJavaScriptを用いた開発にも携わっています。また、必要に応じてPythonを取り入れるなど、特定のものに固執せず、技術スタックを広げている最中です。
──入社後に携わってきた案件についてはいかがでしょうか。
飲食店のQRコード決済やセルフ注文端末の管理画面システム、さらに特許申請を管理するアプリ開発や、アパレル倉庫の検品アプリ開発に従事してきました。現在は2年ほど継続している大規模なプロジェクトに参画しており、システムの屋台骨となるAPI開発の側面から現場を支えています。
一つの案件に長く携わることで、システムの成長に伴う技術的な負債の解消や、機能拡張性の担保といった、短期間の案件では得られない経験を積むことができており、新しい挑戦の連続で飽きることがありません。
──これまで、思い出に残っている案件はありますか?
アパレル倉庫の検品アプリ開発に携わったときですね。他のエンジニアが現場で飛び交う業界用語やワークフローの理解に苦戦する中、私が「現場の人はこういう意図でこの機能を求めているはずです」などと翻訳しながらリードできたんです。自分にしか出せない付加価値を証明できた思い出深いプロジェクトでした。
「成長への満足感よりも、焦りがある」変化を楽しみ続けるストイックな日常
──今でも勉強の習慣は続けていらっしゃるのでしょうか。
暇さえあればPCを開いていますね。特定の時間を決めているわけではないのですが、生活の一部になっているような感覚です。特に刺激になっているのが、前職時代の同期の存在です。今でも月に2回ほど話す機会がありますが、彼は会うたびに新しい技術を使いこなしている。その差を突きつけられることで、「まだまだ足りない」という焦燥感を常に抱き続けています。
──なぜそこまで技術を追い続けられるのでしょうか?
技術を知ることは、「自分の仕事が楽になる」ことに直結するからです。例えばAIの進化もそうですが、それをどう活用すれば効率的にコードが書けるかを知っていれば、1時間の作業が10分で終わる。浮いた時間で高度な設計を考えたり、別の新しい技術を学んだりできる。このサイクルを回すことで、自分の市場価値を高めていけると感じています。
──エンジニアになってから物事の捉え方や考え方にどのような変化がありましたか。
アパレル時代を知る友人からは、「性格が変わったね」と驚かれます(笑)。当時は直感や感性で動くことが多かったのですが、今は事象を分解し、因果関係を明確にしないと気が済まないんです。プライベートでこれをやりすぎると敬遠されますが、ビジネスの現場においては強力な武器になると思っています。
あらゆる世界へ飛び込むためのSESという手段。境界線を越え、まだ見ぬ自分を書き換えていく。
──これから挑戦してみたいプロジェクトや領域はありますか。
エンジニアのスキルは、どんな業界へも飛び込んでいけるチケットのようなものだと思っています。私には携わりたい業界がいくつかあり、一つは学生時代から続けている音楽。そして、宇宙産業。もちろん、自分の原点であるアパレルも、エンジニアとしての視座を持って再び関わってみたいです。
特定の自社製品をずっと作り続けるよりも、多様なドメインに飛び込んで、自分の知見と技術を掛け合わせていく。そんな働き方をこの先もずっと続けていきたいですね。
──Mさんにとって、クラウドワークスコンサルティングの環境はどう映っていますか?
携わりたい業界が複数ある私にとって、SESという働き方はまさに「最適解」なんです。クラウドワークスコンサルティングは大手企業からベンチャーまで幅広い取引先との繋がりがあり、自分のスキルや意向を尊重しながらアサイン先を考えてくれます。何より、給与制度の透明性が高いので、「この技術を身につければ、ここまで報酬が上がる」という指標が明確なのがありがたいです。
自分の意思でキャリアのスピード感をコントロールできるのも、大きな魅力だと感じていますね。
──今後、社内でマネジメントなどの役割を担っていくことについてはどのようにお考えでしょうか。
正直に申し上げると、今はまだプレイヤーとして現場の最前線で技術に触れていたい欲求が勝っています。ただ、もし私の経験が誰かの役に立つのなら、セミナーや知見共有という形でも、会社に貢献していきたいです。
まずは技術力を証明し続け、自分が納得できるまでプレイヤーを続けたい。そうした個人の志向を尊重してくれる文化もクラウドワークスコンサルティングにはあると感じています。
──最後に、この記事を読んでいるエンジニアの方々へメッセージをお願いします。
もし今、自分の技術が特定のドメインに閉じていると感じていたり、もっとダイレクトにビジネスに関わりたいと願っていたりするなら、クラウドワークスコンサルティングは最高の選択肢の一つです。
SESという働き方は、見方を変えれば「短期間で複数のドメイン知識を獲得できる、効率的な成長モデル」です。自分の限界を決めず、最新技術の変化を楽しみながら、一緒に市場価値を高めていきましょう!